粉瘤(アテローム)

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「くり抜き法」による粉瘤の切除

「くり抜き法」による粉瘤の切除

粉瘤(アテローム)は皮膚の下に皮脂などが溜まってできる良性の腫瘤です。練馬区・杉並区の薬師堂診療所では、美容面に配慮した「くり抜き法」による粉瘤切除を行っています。この方法は傷が小さく済み、傷跡が目立ちにくいため、顔や首など目につきやすい部位にある粉瘤の切除に特に適しています。

くり抜き法とは?

くり抜き法は、粉瘤を小さな穴から取り出す方法です。従来の切開法では粉瘤と同じくらいの大きさの切開が必要でしたが、くり抜き法では3~5mm程度の小さな穴から内容物と袋を取り除きます。傷が小さいため、術後の傷跡も目立ちにくくなります。

くり抜き法のメリット

  • 傷跡が小さい:3~5mm程度の小さな穴で済むため、目立ちにくい
  • 手術時間が短い:一般的な粉瘤の場合、15~30分程度で終了
  • 日帰り手術:通常、日帰り手術となります
  • 回復が早い:翌日から入浴も可能 など

従来の切開法では粉瘤のサイズに合わせて1~3cm程度の切開が必要でしたが、くり抜き法ではその心配がありません。特に美容面を気にされる方にお勧めの方法です。

こんな方にお勧め

  • 顔や首など、目につきやすい部位の粉瘤がある方
  • 傷跡をなるべく小さくしたい方
  • 直径4cm未満の比較的小さな粉瘤がある方
  • 早期の復帰を希望される方 など

大きすぎる粉瘤や、再発を繰り返している粉瘤の場合は、従来の切開法が適している場合もあります。詳しくは診察の際にご相談ください。

くり抜き法の流れ

  • 1.局所麻酔:粉瘤の周囲に麻酔を注入します
  • 2.穴あけ:専用の器具で小さな穴を開けます
  • 3.内容物と袋の除去:中の内容物を出し、袋を丁寧に取り除きます
  • 4.洗浄・縫合:必要に応じて1~2針の縫合を行います
  • 5.術後管理:ガーゼで保護し、経過を観察します

術後の経過と注意点

術後は軽い痛みや腫れが出ることがありますが、数日で落ち着くことが多いです。翌日からシャワーも可能です。縫合した場合は1週間程度で抜糸を行います。

袋を完全に取り除くことができないケースでは再発する可能性がありますが、その場合も再手術が可能です。
当院では粉瘤の状態を詳しく診察し、患者様に最適な治療法をご提案しています。粉瘤でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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