準備
診察台に仰向けになり、腕を上げた状態で寝ていただきます
超音波(エコー)検査
超音波検査(乳腺エコー)は、乳房に超音波を当て、その反射波を画像に映し出す検査です。X線を使わないため放射線被ばくがなく、痛みもほとんどないのが特徴です。練馬区・杉並区の薬師堂診療所では、乳がんの早期発見や乳腺の様々な疾患の診断に活用しています。
検査では専用のプローブと呼ばれる機器を乳房に直接当て、乳腺内部の様子をリアルタイムで観察します。しこりや腫瘤の有無、大きさ、形状などを詳しく調べることができます。また、腋の下のリンパ節の状態も同時に確認できるため、乳がんの可能性がある場合に重要な情報が得られます。
また、エラストグラフィという技術では腫瘍の硬さも確認でき、良性か悪性かの判断材料になります。画像はその場でモニターに表示され、医師が直接説明しますので、自分の乳腺の状態をリアルタイムで知ることができます。
乳腺エコーとマンモグラフィはそれぞれ以下のような特徴があります。
これらの特徴から、当院では両方の検査を併用することをお勧めしています。それぞれが得意・不得意とする部分を補完し合うことで、より精度の高い診断が可能になります。特に初めて乳がん検診を受ける方は、両方の検査を受けることで安心感が高まります。
乳腺エコーの主な特徴とメリットは以下の通りです。
Step01
診察台に仰向けになり、腕を上げた状態で寝ていただきます
Step02
乳房にゼリーを塗り、プローブを皮膚に直接当てて検査します
Step03
モニターに映し出される乳房の断面像を医師が確認します
Step04
検査後、医師が結果をご説明します
検査時間は片側で約5分、両側で10分程度です。痛みはほとんどなく、ゼリーが冷たく感じることがある程度です。検査後はタオルでゼリーを拭き取り、着替えて終了です。